【琉装体験】まるでタイムスリップ?世界遺産の麓で叶える、手ぶら「琉装」体験記
思い出の「琉装(りゅうそう)」着付け体験
沖縄の12月は、ようやく涼しい風が吹き始め、過ごしやすい季節となります。今回は、もうすぐ小学校へ上がる子供たちとの記念作りとして、観光協会スタッフとその子供たちが「琉装(りゅうそう)着付け体験」に行ってきました。
ただ着替えて写真を撮るだけではない、北中城村ならではの「風景に溶け込む」特別なひととき。
親目線でも「これは助かる!」と感じたポイントと合わせてレポートします。
世界遺産と文化遺産に近い隠れ家「OKINAWA KIMONO家」
北中城村にあるレンタル琉装・着物サロン「OKINAWA KIMONO家(オキナワキモノケ)」さん。
スタジオでかしこまって撮るよりも、沖縄の原風景の中で、タイムスリップしたような自然な写真を残せるのが最大の魅力。
歴史ある風景がそのまま残るこの場所で、伝統衣装・琉装をまといます。
感激!「手ぶらでOK」の気軽さ
子供の着物撮影というと、準備が大変なイメージがありませんか?肌着はどうする?足袋は?髪飾りは?……なんて心配は一切不要でした。
OKINAWA KIMONO家さんのプランは、着物はもちろん、帯、巾着袋、肌着に至るまで一式すべてがレンタル料金に含まれています。

私たちは本当に「手ぶら」でお店に行くだけ。
この気軽さは、忙しい親御さんにとって最大の魅力だと思います。
待ち時間も安心の配慮
着付け中、他の子が支度をしている間も子供たちはご機嫌でした。店内には子供たちが退屈しないよう、遊び道具や絵本が用意されています。
スタッフさんの温かい心遣いのおかげで、親も焦ることなく準備を見守ることができました。
(子供達に寄り添うスタッフさんの優しさが溢れてて
「遊びに来てもいいですか?」ってなりました。はい、迷惑になるのでしません。(笑)
中村家住宅で、小さな琉球人になりきる
支度が整ったら、歩いてすぐの「中村家住宅」へ。
色鮮やかな衣装をまとった子供たちが、石畳のある中村家に立つと、そこはもう完全に別世界。
現代の道路やビルが写り込まないので、本当に琉球王朝時代にタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれます。
景色と衣装が喧嘩することなく、しっとりと馴染んでいるのがとても印象的でした。

観光客の方から「一緒に写真を!」
中村家を散策していると、すれ違う観光客の方々から
「可愛い!風景にぴったりですね」
「一緒に写真を撮らせてもらえませんか?」
と声をかけられる嬉しいハプニングも。
子供たちも少し照れながら、写真撮影に応じていました。
ただのコスプレではなく、その場の空気に溶け込んでいたからこそ、周囲の方の目にも魅力的に映ったのかもしれません。

世界遺産「中城城跡」の絶景バックに感動
続いて足を運んだのは、世界遺産「中城城跡(なかぐすくじょうあと)」。中村家住宅のしっとりとした雰囲気とは一変、こちらはダイナミックな石垣と、高台から見渡す太平洋の絶景が魅力です。
美しい曲線を描く石垣の前に立つと、カラフルな琉装がとてもよく映えます。
空の青と力強い石垣のグレー。
石門での写真は、なんとも言えない情緒的な一枚になりました。
近距離で全く違う雰囲気の写真が撮れるのも、この場所ならではの贅沢ですね。
大満足だった「3時間プラン」
今回は、中城城跡で記念撮影をしたかったので、「3時間プラン」をチョイスしました。早割りを使うと更にお得になるので、「親子で予約すれば良かった!」とちょっと後悔。
次回は祖父母も一緒に、家族で記念写真を撮りたいと思います。
3時間だと子供が途中で飽きちゃいそう!旅の合間に写真だけ撮りたい!という方は、中村家と大城の街並みを散策できる「1時間プラン」もあります。
小さなお子様連れに特におすすめです。

北中城で、記憶に残る「体験」を
今回の体験を通して感じたのは、琉装は「着る」だけでなく、その土地の風景とセットで楽しむものだということ。北中城村の歴史ある風景に溶け込む体験は、子供たちの記憶にも深く残る一日になったようです。
七五三や入学・卒業記念、あるいは沖縄旅行の思い出に。
その他にも、気の合う仲間と「2回目の成人式」の記念など、楽しみ方はいろいろ。
みなさんも、北中城の風を感じながら、琉装でタイムスリップしてみませんか?
【店舗情報】
古民家「OKINAWA KIMONO家」
公式サイト:https://www.okinawakimonoke.com/
※キャンペーンなどの最新情報は公式HPをご確認ください。
最終更新日:2025.12.14
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