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北中城村を支える海人たち

ビーチはない、でも熱い海人はいる。

沖縄で多くの方がイメージするのは「青い空、青い海」華やかさがあるリゾート地…。
北中城村にはイメージする沖縄のビーチはありません、あるのは漁港!
ガッカリなんてしないでください。漁港を活かし北中城村を支えてくれる海人たちがいます。
今回は北中城村にある熱田(あった)漁港で活動されている
城間 建人(しろま けんと)さんにお話を伺いました。


初めまして、佐敷中城(さしきなかぐすく)漁業協同組合北中支所のケントです!
今回は私が所属する漁業組合について紹介します。

活動と課題

佐敷中城漁業協同組合北中支所は読んで字の如く本所は南城市佐敷にあり、その支所として北中城村熱田漁港(中城湾港)にて活動しております。アーサ養殖、マグロ漁や刺し網漁を行う漁師、最近では漁と合わせて遊漁船案内を行う漁師も増えてきています。

漁業組合はその各漁業従事者をサポートしながら、さらに、組合自身で養殖したアーサの加工、商品製造、販売を主幹事業として行なっています。
熱田漁港周辺には良質な干潟が存在し、毎年良質なアーサを収穫し、北中城産アーサの品質は素晴らしく多くの県民に愛されています。
 

しかし、最盛期には年間50トン近くの収穫量があったアーサですが、近年、地球温暖化や環境変化、軽石問題等様々な要因が重なり、収穫量も20トン近くに減少。年々アーサ養殖環境は厳しくなってきています。

そこで漁業組合として今後限りある資源を有効活用、保護、そして現状をより多くの人に知って頂くため様々な取り組みを行っています。

特産品アーサの活用から生まれた商品「ポン・デ・アーサ」

今回は資源活用の課題の一つでもある、規格外アーサの有効活用について紹介したいと思います。

アーサ養殖は自然のリズムに合わせた養殖方法で行われており、どうしても規格外アーサが発生します。
栄養価は変わらないのに色が薄いなどで規格外になったアーサを廃棄するのではなく有効活用し、フードロス、地産地消、食育プログラムへつなげ、食の大切さをより多くの方に知っていただきたいと思い村役場をはじめ村内機関へ相談しました。
その中で県内の企業オキコパン株式会社様が、当組合の趣旨に賛同頂き規格外アーサを使用したパンを商品化、製造販売いただく事になりました。
試行錯誤を繰り返し、10月10日晴れて商品発売する運びとなりました。

規格外のアーサを洗浄し乾燥、その後乾燥したアーサを粉末化しパン生地に練り込みチーズをトッピング焼き上げたパン、その名も「ポン・デ・アーサ」
最高に美味しいパンです!

このパンのパッケージには北中城村観光協会様の協力により協会ホームページのQRコードを貼り付けし、アーサのことだけでなくここ北中城の魅力を伝え、結果、北中産アーサをより多くの方に知ってもらうことが出来るように工夫もして頂きました。

このパンの発売をキッカケに今度は食育に繋げるための親子アーサ調理体験そして観光としてのアーサ収穫体験や釣り体験と漁業の無限の可能性に気づくこともでき今後も色々なことに挑戦していきたいと考える今日この頃です。

話は長くなりましたが、今後も関係機関の協力を頂きながら色々なことに挑戦していきます。
アーサ、釣り体験、漁業組合に興味が湧いた方は是非是非組合まで遊びにきてください!

あとがき

いつも笑顔で迎えてくれるケントさん。
アーサを活用したイベントの時には、ケントさん考案のアーサレシピを急遽披露することも…。
今回商品化された「ポン・デ・アーサ」は10月に開催された「北中城村まつり・青年エイサーまつり」の会場で先行販売されました。

食べる前にトースターで焼くのがおすすめ!
我が家では良い香りに誘われ子供たちがすぐに集まります。
あっという間に完食し、「もうないの?また買ってきて!」とせがまれました。
3つ入りなので、小分けにして食べたり、誰かとシェアして食べられるので美味しさを共有することもできます。

今回紹介して頂いたケントさんをはじめ、佐敷中城漁業協同組合北中支所の皆さんの”想い”が詰まった「ポン・デ・アーサ」、是非ご賞味ください。

紹介されました!


 

最終更新日:2023.10.25